毎日裁量でトレードをしていると、結構疲れたりしませんか?
しっかり稼ごうと思えば、もちろん頑張るしかないのですが、どうしても消耗してしまいますよね。
目次
裁量トレードが疲れる理由
裁量トレードは、自分の判断で売買するので楽しい面もありますよね。
うまくいっているときは、自分の自信にもなるし、ウキウキでトレードできるのであまり疲れも感じないかもしれません。
しかし一転、自分の予想に反する動きが続いてしまうと、疲れがどんどんたまってしまいます。
そんなわけで、裁量トレードは常にストレスとの戦いとなる可能性もあるわけです。
特に裁量トレードで消耗してしまう理由としては、以下のようなことが考えられます。
1.売買自体が非常にストレス
売買すること自体は楽しくもあるのですが、やはり強くストレスを感じることもあるわけです。
特に自分の思っていなかった方向に相場が向かってしまい、持った玉を切るとき。
いわゆる
損切り
ってやつですね。
これが慣れないうちには、かなりストレスに感じるのではないでしょうか。
自らマイナスを出すことに手を下すわけですから、当然気分の良いものではありません。
でもそれをしないと、どんどん傷を深くいってしまうこともあるので、どこかで思い切らないといけないこともあります。
失敗したトレードでは、反省することもありますし、場合によっては自分を責めてしまうことも。
これはあまり良いことではないのですが、ついつい自分を責めてマイナス思考になってしまう方も多いかと思われます。
またもし順調に相場が動いて、いざ利確という場面に至ったとしても、利確をすること自体も実はストレスを感じるのですよね。
利益が出たのだからそれで良しとすればよいのですが、もしさらにそこから上昇or下降が続いたら…。
そう
もうちょっと持っておけばよかった!!
って感じちゃうんですよね。
だからせっかくうまくトレードが行った場合でも、時として後悔してしまうこともあるんです。
そんな風に、売買するときにもかなりストレスを感じてしまうものなんですよね。
2.体調や感情にトレードが影響する
これも裁量トレードならではのことなんですよね。
人間どうしても体調や感情は日によって変動するもの。
周りの環境やトレードの成否によっても、いろいろと変化するもので、これは避けられないものなんですよね。
調子のよいときは、普段は慎重な人でも、ハイテンションになってトレードを過剰にしてしまうことがあるかもしれません。
また逆にトレードが上手くいっていないときも、やけになって過剰にトレードすることもあり得ますよね。
常に慎重にいくことができれば良いのですが、なかなかそうはいかないものなんですよね。
また体調が悪かったりすると、普段以上に臆病なトレードをしてしまうこともあります。
体調が悪い中でもコンスタントにトレードを続けないといけないというのも、ある意味ストレスではありますけどね。
常に感情や体調に左右されずに、同じスタンスでトレードを淡々とこなさないといけないというのも、なかなかに疲れる作業だと思います。
3.値動きが気になって、ついチャートや持ち玉を見てしまう
これも特に初心者の人とかには多いのではないかと思われる行動ですよね。
誰しも自分の持ち玉がプラスになっているか、マイナスになっているかってすごく気になりますよね。
特に最近はスマホが普及しているので、気になったらすぐに画面で確認できてしまいますもんね。
その結果を見て、一喜一憂するという感じで。
でもそれに縛られてしまっていることも、ある意味疲れてしまう原因にもなるのですよね。
特に仕事中とかでスマホを見れない時間があると、それがすごくストレスに感じてしまうこともあるんじゃないでしょうか。
せっかくのチャンスを逃したくないとか、持っている玉がとんでもない方向に行ってしまったらどうしようと不安を感じてしまったりして。
動きが激しいときなどは、相場が気になって気が気でなくなり、仕事が手につかなくなってしまうこともあります。
また玉を持っていないときでも、どこか良いところでエントリーできないかと気になって、ついついチャートを見たりしませんか?
もちろんいいところでエントリーできればそれに越したことはないのですが、チャートばかり見ていると、それに関係なくエントリーしたくなってしまったりして。
そうやってポジションを取りまくってしまう、いわゆる"ポジポジ病"ってやつですね(笑)
自分もそういうときがありましたよ(^^;;;
特に優位性がないときでも、どんどん玉を増やしていってしまって、最後にはそれで破産してしまうというやつですね。
これもチャートに張り付いていると、ついやってしまいがちなことでもあります。
FXだと24時間変動していますので、チャートや玉を常に見ているのが習慣になってしまうと、睡眠不足になってしまうことも当然あります。
睡眠不足やストレスが原因で、最悪の場合には体調を崩してしまうこともあります。
また睡眠不足やストレスが蓄積して、本業の仕事にも悪影響が出てきたりしてしまうこともありうるわけです。
トレードを本業にするのならアリかも
裁量トレードのみでやっていきたいという場合、以上のようなことで消耗することを避けながら生活していかないといけなくなります。
そうなると、もしできるとすれば
専業トレーダーとしてやっていくこと
が一つの選択肢にはなりますよね。
専業トレーダーであれば、自分の時間に合わせてトレードできますし、チャートも見たいときに見ることが可能です。
だから3.については解消できるかと思います。
あとはメンタル面や体調面さえ万全に整えることができれば、うまくやっていくことはできるかもしれません。
それでもトレードが本業となると、トレードからしか収入がなくなってしまうので、それはそれで別のストレスを感じてしまうでしょうね。
副業として疲れずにトレードをしていくためには
専業トレーダーになるまでの気合いはないけど、トレードは楽しみたい。
そしてできるだけストレスや疲れは感じずに、かつある程度儲けていきたい。
これは理想的なお話ですよね。
そんな甘い話はないって言われればそうかもしれません。
でもここでそんな理想的なトレードの可能性を秘めているのが
EAによる自動売買
なんですよね。
まず第一に損切や利確はすべて自動でやってくれますから、自分はその結果を確認するだけでOKですからね。
ポジションをクローズするときに感じるストレスは全くありません。

ってあとで見ることぐらいです。
第2の点についても、トレードする人の体調や感情は全く関係がありませんので、すべて機械的に判断して適切なトレードを行ってくれます。
第3の点については、多少持ち玉やチャートが気になってスマホなどで見てしまうかもしれませんが、自分で判断してトレードするわけではないですからね。
夜間や仕事中でチャートチェックなどができないときでも、ちゃんとEAが売買してくれるので心配は無用です。
もちろん"ポチポチ病"が出てしまうこともないので、その点は安心ですね(笑)
決断疲れを減らすメリットも
トレードもいろいろな場面で決断を迫られますよね。
トレード以外にも
人間は一日に35,000回も決断している
と言われています。
そして決断を続けていると、徐々に決断疲れという現象が起きてくると言われています。
決断疲れがたまってくると、衝動的な決断が増えたり、決断を先送りする傾向が増えるそうです。
これは当然トレードにも悪影響を及ぼしますよね。
またそれだけでなく、仕事や日常生活にも良いことはありません。
そういう意味でも、トレードをある程度EAによる自動売買に任せておくのはアリなのではないでしょうか。
もちろんEAに完全に任せてしまってはトレードの楽しみもなくなってしまうので、せっかくならば
裁量トレードとの併用がおすすめ
と考えています。
個人的には裁量トレードを否定する気は全くありませんし、自分は現在も裁量トレードを継続してやっています。
ただ裁量トレードだけに偏ってしまうと、先に挙げたようにいろいろな弊害が出る可能性があるので、裁量と自動売買を併用するのが良いのではないかって思っています。
実際に自分もそうしてからかなり気が楽になりましたし、得られる収益も間違いなくupしていますから。
ただし使用するEAには注意してくださいね。
大きくは稼げなくても、できるだけ無理せず安定して運用してくれるEAが絶対おすすめですので。
詳しくは以前書いた記事を参考にしてくださいね。
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【FX初心者でも大丈夫!!】EAを使って勝てないを勝てるに変える戦略
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もし"ちょっと裁量トレードは疲れたかも"って方は、資金の一部は自動売買に任せてみてはいかがでしょうか?
だいぶ気分が楽になることは間違いありませんよ。
ぜひそんな風に感じている方は一度お試しくださいませ。