とうとう先週から10月に突入となりました。
9月はなかなか大きく荒れた相場が続きましたが、果たして10月はどうなるのでしょうかね。
というわけで、いつものように先週1週間の相場を振り返るとともに、自動売買の結果についても報告していきます。
10月早々の自動売買はどうだったのでしょうか?
10月3日-10月7日の相場環境
先週は大きな指標というと、3日のISM製造業景況指数と7日のアメリカの雇用統計の発表がありました。
景況指数は予想よりも悪化していましたが、雇用者数は増加という結果でした。
それを受けて相場の方も動いたのですが、景気が悪くなりそうだと株が買われ、良くなりそうだと株が売られるという真逆方向の動きが続いています。
というのも、景気が良くなりそうだと金融引き締めが進むということが危惧されているからなんでしょうけど。
なんだかおかしな感じではあるんですけどね。
株式市場は
日経の方はというと、先々週のアメリカの動きを受けて月曜日開始直後は安く始まりました。
しかしそこからは買いが入って、ほぼ金曜日の始値まで戻してプラスとなりました。
その日の晩にISM製造業景況指数の発表があり、それを受けてアメリカ市場の株価は上昇。
火曜日の日経は窓を開けて大きく上昇し、水・木・金も大きくは崩れずに27,000円をキープして終了しています。
ただアメリカ市場はというと、月・火・水まではたしかに調子よく上昇していました。
しかし金曜日の雇用統計の発表後、大きく売り込まれてしまったのでした。
結局終わって見れば月曜日の値段ぐらいまで下げて1週間を終了しています。
週足で見ると陽線ではありますが、上髭の長いものとなっています。
この分だとまだ下げ基調は続くのかもしれません。
アメリカ10年債の利回りも再度上昇してきていますので、それが先々週の高値を抜いてくるのかにも来週は注目となりそうです。
為替市場は
先週1週間のドル円については、ここ最近にしては珍しくおとなしい動きでした。
もちろん指標の発表などで多少は動きがありましたが、143-145円台で大きく動くことはありませんでした。
金曜日には結局145円台まで上昇しましたが、146円台近くまで行った際に再度日銀の介入が入るかどうかが注目となりそうです。
ちなみにドルの強さを示すドルインデックスについては、112.7台と再び上昇してきています。
こちらも先日の高値を越えてくるかどうかは注目しておく必要があるかと思われます。
仮想通貨は
仮想通貨の方は難しい動きが続いています。
月曜、火曜は株式市場に合わせるように上昇し、BTCは再度20,000ドルまで回帰していました。
しかし水曜日以後は売られる展開で、金曜日にはこちらも雇用統計の影響を受けてか下落しています。
まだ19,000ドル台で行ったり来たりをしていますが、株式市場が下落してくようだと、こちらも危ないかもしれません。
EAによる自動売買の結果は
それではいつものように先週1週間の自動売買の結果を報告していきますね。
先週の為替市場は比較的安定していたのですが、自動売買の結果はどうだったのでしょうか。
こちらが結果です。
10月1週目の自動売買の結果は
1週間で+5.0%
という結果でした!!
久々にちょっと大きめのプラスで終えることができました。
やはり為替市場が落ち着いていると、それなりにEAも働いてくれるということなんでしょうね。
ここ最近は荒れ相場が続いていたので、ちょっと成績も落ちてはいましたが、勝てる時にはしっかり勝ってくれるのでうれしいです。
負ける時も大きくは負けないというのが、こういう時に生かされてくるのですよね。
トータルで考えれば、大きく負けなければそれなりにプラスとなってくれますから。
というわけで、なかなか先週は良い結果を収めてくれたのでした。
来週以後もこの勢いを続けていってもらいたいものです。
ただ明日10/10は日本市場は3連休でお休みです。
しかも10/10はアメリカ市場もお休みですので、もしかしたら大きな仕掛けをされる可能性も無いとは言えず。
ロシアとウクライナもちょっと動きがありそうですし、休み中も油断はできないかもしれません。
注意して相場に臨んでいくようにしましょうね。