先週9月12-16日は、なかなか荒れた1週間となりました。
それに影響を与えたのはとある指標であったことは間違いありません。
それは
米8月消費者物価指数(CPI)
ですね。
これによって、ここまでのだいぶ流れが大きく変わってしまった感じでした。
というわけで、先週1週間の相場を振り返りつつ、先週のEAの結果などを報告していこうと思います。
9月12日-9月16日の相場環境
先週の月曜日、火曜日は先々週の流れを汲んで、株価はかなり強い上昇が続いていました。
日経もアメリカ市場も「もしかしたら前回高値を越えていくのでは?」と期待されました。
それにはCPIの結果が良いものだろうという期待も入っていたものと思われます。
しかし相場はなかなか想定通りには進まないものですね。
CPIの発表は9月13日(火)にあったのですが、ここではまさかのネガティブサプライズとなってしまいました。
消費者物価指数は今後のインフレ予想にも関係するのですが、今回は少しインフレが落ち着くものと予想されていました。
しかし結果は予想以上にCPIの値は高くなっており、まだまだインフレが続いているということになりました。
そうなるとFRBもインフレ抑制のために金利をさらに上げることとなるわけです。
結果ドル高に進み、さらに株価にはマイナスとなってしまうわけですね。
ということで、火曜日のCPIの結果発表を境に市場は大きく方向転換してしまったのでした。
株式市場は
日経は月、火と上昇が続き、28,600円台まで短期間で回復してきました。
しかし前述の通りCPIの発表で腰を折られてしまって、水曜日以後は大幅に下落となりました。
なんとか安値更新まではいきませんでしたが、ギリギリのところで踏みとどまった感じです。
対してアメリカ市場はというと、NYダウ、ナスダック、S&P500すべてが安値を割ってきてしまいました。
なかなか厳しい状況に置かれていますが、週明けからどうなるでしょうか。
為替市場は
こちらはCPIの発表後にドル高となるかと思いきや、ドル円に関してはむしろ下がってしまいました。
これは日銀が介入するのでは?という噂が出たことも影響していると思います。
ユーロドルなんかは下げていますから、普通は素直にドル高方向となるところなんですが、なかなか難しいものですよね。
ドル円に関しては、まだしばらく不安定な状況が続くかもしれません。
仮想通貨は
こちらもCPIまでは思いのほか大きく上げていました。
自分はビットコインをショートしていたので、どうなるかとヒヤヒヤしていました(^^;
しかしCPIの発表直後から大きく下がっていったのでした。
その後も下落は続いており、ちょっと仮想通貨は今後ヤバいことになるかもしれません…。
EAによる自動売買の結果は
それでは自動売買の結果発表に移りましょう。
実は先々週の結果が忙しくて出せていなかったので、まずはそちらから。
9月5日~9月9日の結果がこちらです。
実はドル円が暴れ始めてからというもの、EAの方で自動でトレードを少し減らしているようなんですよね。
たしかに値動きが大きいと、危ないとも言えますからね。
そんなこともあって、結果的には
1週間で-1.4%
というものでした。
まぁそれでも大きな損失を出していないだけ立派と言えるかもしれません。
そして先週の9月12~9月16日の結果がこちらです。
先週1週間では
3.1%のプラス
というものでした。
こちらもトレードを絞っての結果ですので、それにしてはいいんじゃないでしょうか。
2週間で考えればプラスとなっていますので、大きな変動があった中でも堅実にトレードしているのが分かっていただけるかと思います。
いろんなEAなんかを見ていると、やはりここ最近のドル円の大きな変動で破綻しているものがちらほらあるようです。
それで運用を停止しているものもあるようですから、短期間で大きく稼げる系のものはこのような相場では要注意ですよね。
対して、こちらで紹介しているものはマイナスは小さく、プラスは大きくとしてくれるのが特徴。
ですから、安心して稼働させておくことができるのがポイントですね。
短期間で大きなプラスとはなかなかなりませんが、EAを安定運用したいという人には本当におすすめのEAと自信を持って言えるものです。
というわけで、今週はFOMCもあったりでまた波乱要因がたくさんありそうですが、なんとか安全に乗り切っていきましょう!!